2024年3月1日に大規模な改修工事を終えリニューアルオープンした「彩の国さいたま芸術劇場」様の資料室に設置する視聴ブースを製作させていただきました。
間仕切りの黒い壁面には、劇場の改修で撤去された大ホールの舞台床材(ひのき)を再利用しています。下地の合板から1枚ずつ再利用するひのきのフローリングを剥がして釘を抜き、加工できる状態にしてから再度パネル状に組み上げました。
約30年間、様々なアーティストと劇場の歴史を刻んできた舞台を新しい形で残すことができることになり、そのお手伝いをさせていただけたのはStudio7Squaresとしても大変光栄な機会となりました。
X(旧twitter)で視聴ブースの紹介をされた記事に大反響があったそうですのでご紹介します。
【新・視聴ブース】
劇場リニューアルオープンにあわせ、舞台芸術資料室の視聴ブースも新しくなりました👏
ブースの仕切りに使用されているのは、今回の工事で全面改修するために撤去された大ホールの旧舞台床。30年の劇場の歴史を刻んだ床材が活きる、劇場の新スポットです✨#ここが変わったさい芸 pic.twitter.com/RSqdkEeFVu— 彩の国さいたま芸術劇場<総合> (@Theater_SAF) March 7, 2024